Vault 96オリエンテーションセッション

モリー・クーパー「 *すすり泣き*」

エリック・デマルコス「気を確かに持つんだ」

ジャネット・ヒギンズ「ふざけないで、ニナが死んだのよ、エリック！死んだの！みんなあなたのバカげたノルマのせいよ。少しでも思いやりを示す気があるなら黙ってちょうだい」

ハンス・メムリング「待ちたまえ」

エリック「ニナのに起きたことを思うと心が痛む。本当だ。だが時間がないんだ」

*ｶﾁｬﾝ*（字幕はザックの説明）

ハンス「何？」（字幕は「なんだって？」）

エリック「よし。これでセンサーが無効になる。よく聞いてくれ。それは決して「私の」ノルマではない。すべてメインフレームが定めたものだ。これが来週の数字だ」

ジャネット「嘘でしょ。こんなのあり得ない…」

ハンス「なぜ言ってくれなかったのだ？」

エリック「引き金になるからだ。陰謀や扇動を一言でも感知されたら殺される。確実に行く必要があったんだ。来週を生き延びたければ、あのセンサーを壊すしかない」

ジャネット「戦って道を切り開けって？」

エリック「その必要はない。この2年間というもの、私はセラフのウイルスに関わってきたのだ。メインフレームにウイルスをアップロードすれば、システムや実験などがすべてシャットダウンされる。晴れて私たちは自由だ」

ハンス「EMSは…」

エリック「問題にはなるまい。設計したのは私で、プロトコルを書いたのは私の生徒たちだ。負けんさ」

モリー「こんなのはもう無理。私は…やる。ニナのために」

エリック「ジャネット？ ハンス？」

ハンス「私も…大丈夫だ」

ジャネット「*ため息*　最悪ね。やってやるわよ」

エリック「こちらからは以上だ。土曜、ノルマチェックの直前に行う。準備してくれ」

Vaultメインフレーム「監督官のオフィスにてセンサーの不整合を検知。キャンセルアルゴリズムを適用…完了」

エリック「皆、良い1週間を。以上」

Vault 96の監督官の部屋にあるホロテープ。デイリーオプスでは侵入できないため入手できない。

ニナ・ヴァラヤが死亡した後に行われたオリエンテーションの記録。Vault 96メインフレーム研究所記録に続く。

なお字幕に一部誤りがある。